アムステルダム散歩日記(あらいた)

2020.04.14 BLOG

こんにちは。あらいたです。

~世界規模で伝染病が蔓延し、多くの国や地域では外出さえも禁じられ、街から人影が消えしまう~

映画やSF小説の中でしか起こらない出来事と思っていた危機が、現実となっています。

GR officialでも、これまでに予定していたイベントのいくつかを中止や延期といたしました。とっても残念ですが、仕方ありません。

今は、自分と大切な人の健康をまもるため、自宅で静かに過ごす日々を大切にしてまいりましょう。

写真好きにとっては、撮りためていた画像データをもう一度見返したり、現像をやりなおしてみたり、自分の作品と向き合うよい機会かも知れません。

そんな中、お試し企画として実施してみたプチアンケートに投稿くださったみなさん、ありがとうございました。今後の編集会議で、いろいろと検討していきたいと思っています。


さて、今回は僕が過去にGR IIIで撮影した写真を紹介します。
2年前の今頃、 あらいたデビュー記事 で、かつてオランダに住んでいた時分の思い出を掲載しました。

その後、10年以上訪れることはなかったのですが、昨年秋にアムステルダムに足を運ぶ機会があり、空き時間に街を散歩した時の模様です。
(毎度のことですが、RAW+で撮影し、カメラ内現像処理をしております。最後に現像時のレシピもつけましたので、参考にしてみてください。)

GR III, P mode, 1/230s, F2.8, ISO800, Vivid
時差ぼけで早朝に目が覚めてしまい、運河沿いをとぼとぼ歩きながらのスナップ。まだ喧噪が始まる前の静けさが感じられるでしょうか。

GR III, P mode, 1/80s, F2.8, ISO800, Bleach Bypass
訪れたのは2019年10月。ショーウインドーを飾るファッションはすっかり冬の装いです。

GR III, P mode, 1/60s, F2.8, ISO800, Positive Film
運河沿いの家は水害対策として、出入口のドアに段差が設けられています。その横の部分のわずかなスペースにあしらわれた猫のモザイク。

GR III, P mode, 1/30s, F2.8, ISO800, Retro
夕暮れ時、街灯が灯り始めます。レンガ造りの建物にはイメージコントロールのレトロが合う。

なにかと、整理整頓が苦手な性格の自分。
撮影後のデータの扱いについても、容量の大きなハードディスクに移して完了、ということが多いのですが、いまがちょうどいい機会かなと思って過去の写真を再現像してみました。

GR IIIのカメラ内RAW現像は、イメージコントロールの他にも、ホワイトバランスやシャドー補正など設定できる項目が多岐にわたります。
これらをうまく組み合わることで、思いもよらぬ仕上がりになることもあるはずですよ。

僕自身もすっかり時間を経つのを忘れ、のめりこんでしまいました。

(あらいた)

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