こんにちは、管理人のまちゅこ。です。
5月30月(土)、石川県金沢市にて、GR trip 第十回目「金沢 trip」を開催しました!
(これまでのGR tripはこちらから一覧でご覧になれます)
「GR trip」の開催は、前回が2024年の8月だったので、およそ2年ぶりの開催となりました。
この2年間の間に、「GR trip」への申し込みを何件かいただいていたのですが、我々が「GR meet 47」などのイベントで、ほぼ毎月どこかの地域におじゃまさせていただいてたこともあり、なかなか日程の調整が難しく、、、お申し込みくださっていた方々には申し訳なく思っております。またぜひ、お申し込みいただけたら嬉しいです。その際には、3か月以上先の日程候補をお願いいたします!
今回申し込みしてくれたグループは、金沢で活動されている写真グループ「SixSENSE」のメンバー4名と、「金沢FOCUS+α」のメンバー5名、そして、どちらのグループにも所属している幹事さん合わせて、合計10名が「GRist KNZ(KNZ:KaNaZawa)」というグループ名を掲げて集まってくれました。
どちらのグループも、いろいろと活動をされていて、撮影会はもちろん、写真展も年に一回はやりたい、ととてもエネルギッシュ!
幹事さんいわく、石川県は写真グループが多く、またそのグループ同士もつながりがある場合が多いので、ギャラリーや美術館などにいくと、だいたいどこかのグループのメンバーに会えるそうです。一人でふらっと行っても、知り合いに会えて、話ができるっていいですよね。
ちなみに、今回のグループは、女性が多く、男性が少数派(2名)だったのも特徴的でした。
オリエンテーション前に、「久しぶり!」とお互いの近況報告をするみなさん
この日のGRist(シークレットゲスト)は、石川直樹さん。
さかのぼること、2025年2月。「GR meet 47」の石川会場(金沢市)のゲスト写真家も、石川直樹さんでした。
今回の「GRist KNZ」のメンバーのうちの一人が、その時の「GR meet 47」石川会場に参加してくれていたのですが、実は、他のメンバーも石川会場に申し込みをしてくれていたとのこと。「GR meet 47」石川会場は、参加希望者が定員よりも多かったため、抽選とさせていただいたのですが、ほとんどの方が参加できなかったのだそうです(すみません。。。汗)。
そんな経緯もあり、幹事さんがまとめ役をかってでてくれて、この「GR trip」に申し込みをしてくださったとのことでした。
それならば、ぜひ今回のメンバーで、あらためて石川直樹さんと一緒に、写真を楽しむ一日にできたらと思い、石川直樹さんにお願いをさせていただきました。
「GR trip」は当日までゲストはシークレットのため、会場に石川直樹さんが現れた際には、みなさん、わぁー!と自然に拍手がおこっていました。よかったー!
石川直樹さんは石川県にはもう何度も訪れており、特に珠洲市には2015年頃から通い続け、季節の移り変わりや伝統行事、祭りなど人々の暮らしを撮影、2021年には写真集『奥能登半島』も出版。「奥能登国際芸術祭」にも参加されています。
金沢にもお知り合いが多く、信頼する印刷所もあるそうで、とても関わりが深い場所とのこと。ただ、あまり街中を撮影することは無いため、今回は楽しみにしてきたとのことでした。
この日は朝から快晴で、日中は暑いくらいのお天気に恵まれ、時には何人かはぐれたりしながらも、みんなで金沢の街中や美術館などを撮り歩いてきました。
講評会では、一人10作品まで提出OKという、ふとっぱらな石川さん。
「GR trip」は通常のGRのイベントとは異なり、講評時間がたっぷりあるのも特徴です。そのため、写真家さんに自分の作品をたくさんみてもらえるいい機会でもあるのかなと思います。
今日はどういった気持ちで撮り歩いて、提出した写真を選んだのはどんな意図か、をみなさんお一人ずつ会話しながら、作品一枚一枚についてもコメントしてくださいました。
今回は4名がGRをこの日初めて使って撮られたのですが、「GRはどうでしたか?」ということもしっかり聞いてくださっていました。ありがとうございます!(笑)
お話の中で、みなさんがしきりにうなずき、なるほどーと言われていたのは、「縦位置」と「横位置」の使い分けについて。
縦位置は、構図が際立ち、被写体が強調される。物語性よりもビジュアルのインパクトや、ポートレートのように対象を断定的に見せたい時に適している、そして、横位置は余計な情報が写り込みやすいため、前後の写真と繋がりやすく、写真集や組写真で物語(シークエンス)を組み立てるのに適しているとのこと。
「カメラを回転させるというワンアクションには、撮影者の美意識や自意識が関わっている」
なるほど、納得です。
そして、偶然を受け入れることの大切さも語られました。
「写真は絵や彫刻と違って、自分の意志だけで作り上げるものではない。自分の意図しないものが写り込んだ写真こそが、僕にとっては貴重というか、いい写真ですね。」
日常の中で、偶然写り込んだ要素をどう捉えるか、どう受け入れるかが、写真の面白さであり、視点の面白さになっていくんですね。
そしてもう一つ、SNSと「作品」の向き合い方について。
SNSなどで写真を投稿するのがあたりまえのいまだからこそ、ついつい気にしてしまう「いいね」の評価について、石川さんは「SNSの“いいね”は、どうでもいいね、のいいねだから、気にすることはない。あくまで一瞬の承認欲求を満たすもの」とのこと。
「SNSで、“5万いいね”が付いた写真が、写真史に残ったりするようないい写真なのかっていうとそうではない。数件しかいいねが付かなくても写真史に残るものもある。当然、いいねが付いたら承認欲求が満たされて嬉しいってなるかもしれない。それは別にいいんだけど、それが重要ではないし、いいねを押す人も、なんか適当に、ポチポチしてるだけだと思う。だから、そこじゃないところにちゃんと重きを置いて撮るのが大事。」
本当にその通りだな、としみじみ。
ついつい、「こっちの写真の方がいいねがたくさんつくかも」とか「この写真好きだけど、ちょっと地味だからなー」とか、そんな風に思ってしまうことがあるような気がします。
そんなこと気にせず、写真を素直に楽しんでいけるようにしたいなと、あらためて思った一日でした。
それでは、“金沢 trip”を写真でお伝えいたします!
会場としてお世話になった「しいのき迎賓館」。大変趣のある素敵な建物でした
出発前に、GRを初めて使う方に、使い方を伝授。缶バッジは、メンバーの方が作ってくれたもので、我々スタッフもいただきました!うれしい!
みなさんで考えてくれた、今日のスケジュールと撮り歩く場所はこんな感じです。全部回れる??
しいのき迎賓館を出てすぐの木陰で、すでに、じっくり撮影。これは最後の目的地まで行けるだろうか???
21世紀美術館に到着!
太陽が眩しい!快晴です
撮り歩きしながら、たまたま出会った方とお話したり。「このオブジェは、向こう側に誰かいたら声が聞こえるんですよ。どこにつながってるかはわからないんだけどね」え!そんな面白いオブジェだったんですか!!
21世紀美術館のこの窓ガラスは、ついつい撮りたくなります
このエリアには、森山大道さんの作品が電信柱にあったりします。これは撮ります、はい
ビルの隙間って、ついつい撮っちゃいますよね
お昼ご飯は、幹事さんが予約してくれていたイタリアンのお店に。パスタ、ピザ、パスタ、ピザ、とモリモリでした!これはレンコンのピザ。レンコン!?と思ったけど、サクサクで美味しかったー!
石川さんは結構歩くのが早いのです(頑張ってついていく)
なんだか楽しそうなみなさんと、香林坊内にある森山大道さんのネオン看板を夢中で撮る石川さん
水がキラキラしてて綺麗。いやされます
撮る人と、撮られる人
会場に戻る途中の道。木々の中を歩くのも気持ちがいいー
会場に戻ってきたけど、まだまだ粘って撮るみなさん。素晴らしい
みんなで同じ場所をまわって撮り歩きしたけど、みんなそれぞれにだいぶ違う作品になるのが、いつもホントにすごいなと感心してしまいます
このGRは、なんの機種?あれ?こんなリングもあるんだっけ?とみなさんのGRをみながら知る時間
実は、石川直樹さん、この数日後からアラスカに行かれるとのことで、懇親会は参加せずに東京に帰られました。みんなでお見送り。気をつけていってらっしゃい!
GR officialからみなさんへのお土産と、みなさんからいただいた金沢っぽい上品なお菓子
みんなのGR!なんか人数よりもだいぶ数が多い???!
お世話になった「しいのき迎賓館」前で集合写真!いいお天気で撮影日和でした!
みんなで撮った「金沢」の写真を、ぜひギャラリーでご覧ください!
そして、石川直樹さんの金沢もご紹介します!
GR tripにお申し込みいただいた幹事さん、参加してくださったみなさん、そして石川直樹さん、本当にありがとうございました!
金沢にこんなに写真好きの方々がいて、いろんなグループがあって、とってもアクティブに活動されていることがわかり、とっても嬉しかった&パワーをもらいました!ありがとうございました。
最後に、石川直樹さん、幹事さんのコメントを紹介させていただきます!
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石川直樹さんより ―
金沢には懇意にしている出版社や印刷所があり、何度も通ってきました。また、珠洲での撮影を継続しているので、金沢には最近もよく滞在しています。今回は久々に街を散歩して、変化にも気づけたし、地元のみなさんと交流ができて、楽しい時間を過ごしました。またカメラ片手にふらふら歩けたらいいなあ、と思います。
幹事さんより ―
「GR trip in Kanazawa」を幹事として無事に終えられ、まずは大きな大役を果たせたことに深く安堵しています。石川直樹さんとGR officialの皆様を迎え、金沢の魅力を詰め込んだルートを企画させていただきました。
21世紀美術館の光と影、柿木畠や竪町のストリート。特に香林坊のアートエリアに集めて展示されていた大道さんのネオン看板の作品は、メンバーの表現欲を激しく刺激していました。誰もがGRの機動力を体感し、新たな視点を次々と生み出し、互いに大きな触発を受ける場となりました。
しいのき迎賓館での講評会では、石川直樹さんから的確で分かりやすいフィードバックをいただき、参加メンバー全員が自分たちの切り取った作品への愛着や思い入れをより一層深める時間となりました。懇親会では金沢ならではの美味しい海鮮を囲み、最高に充実した楽しい一日を終えられました。
この素晴らしい時間を共に作り上げてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。またいつか、ぜひこのメンバーで金沢の違うルートを一緒に歩ける日を楽しみにしています。
GRist KNZ幹事:阿蘇 洋(あそひろし)
「GR trip」は、随時募集中です!
GRistと一緒に撮り歩きしたい、あなたの大切な場所をぜひ教えてくださいね。
よろしくお願いいたします!
#Outline
GR trip 金沢
当日のタイムスケジュール
10:30-11:00 オリエンテーション
11:00-15:00 撮影会(昼食含む)、写真選び
15:00-17:30 講評会
18:30-21:00 懇親会
#Special thanks
石川県政記念 しいのき迎賓館
懇親会後、お店の前で記念写真。みんな楽しそう!それぞれのグループでこれからやりたいこと、その課題なども話されていて、、、なんだか背筋が伸びる思いでした。お疲れ様でした!
本の数は約30万冊にものぼるという、石川県立図書館。円形をモチーフにした圧倒的な大空間や、映画のセットのような立体的なデザインには圧巻。ちょっと覗いてみようと思って行きましたが、間違いでした。ここは、一日中いるくらいのつもりで行くところですね
街中で見かけた、強すぎる暖簾。夜だったらうっかり入っちゃうところでした
実は石川県はカレーも有名ということを今回初めて知りました!みなさんからおすすめいただいた、“チャンカレ”。コクのある濃厚なカレーとサクサクなカツが合う!写真だとキャベツとカツに隠れて見えないけど、ご飯もちゃんといます。
美味しかったー。ごちそうさまでした!