風景でもポートレートでもなく、パターンや質感の面白さ美しさに惹かれて
撮影してしまうものがあります。
それは自然の造形の一部だったり、人工物の一部だったり。
自然に形づくられたといっても、生きものが作り出したとは限らない。
![](https://www.grblog.jp/wp-content/uploads/article/750/GR_20150103_ひび割れ_Lvl_w960.jpg)
GR, 2015年1月
例えば「ひび割れ」はとても魅力的な造形です。「ひび萌え」?
年月を、もののあはれを感じさせる。
規則的なようでいて、ゆらぎがあり、有機的。
人工物でも、どうやったらこんな形ができるんだろう? という不思議。
![](https://www.grblog.jp/wp-content/uploads/article/750/GR2_20151003_排気口フィルタ_Lvl_w960.jpg)
GR II, 2015年10月
撮影するときは、できるだけ正対してフラットに。
周辺まで歪みが少なく高精細、光量一定に撮影できるのも GR のいいところ。
![](https://www.grblog.jp/wp-content/uploads/article/750/GR_20140718_水滴_Lvl_w1200.jpg)
GR, 2014年7月
台所でこんなものも目にしました。CG の幾何学図形のよう。
![](https://www.grblog.jp/wp-content/uploads/article/750/GR2_20160112_ロマネスコ_Lvl_w960.jpg)
GR II, 2016年1月
遠くの惑星の表面のようであり、電子顕微鏡写真のようでもある。
遠景か近景かさえもわからない浮遊感。
![](https://www.grblog.jp/wp-content/uploads/article/750/GR2_20170813_フジツボ_w1200.jpg)
GR II, 2017年8月
![](https://www.grblog.jp/wp-content/uploads/article/750/GR2_20151115_苔むす_w1200.jpg)
GR II, 2015年11月
自分が面白いと感じるものを追いかけて、なんでも撮影してみるのが楽しく、深い。
今まで見たこともないような、いろんな写真が見てみたいです。
それではまた!
参考:被写体(表示順)
・ペンキのひび割れ
・換気口フィルター
・クモの巣に水滴
・ロマネスコという野菜
・フジツボのついた岩
・苔むした壁
(みにゅう)