GR DIGITAL IVにワイコン着けて (任三郎)

2023.06.02 BLOG

3年ほど...いやもっと長い時間、棚の中に眠らせていたGR DIGITAL IV(以下、GRD IV)が、ここ最近、また活躍するようになりました。

昨年末の投稿で、「2023年は、他のカメラにも活躍の機会を作らないともったいないな…」と書きましたが、その数日後にひょんなところで中古のワイドコンバージョンレンズ(GW-2、以下ワイコン)を発見したんです。
これをGRD IVに着ければ、また活躍するんじゃないの?と思って、ワイコンを取り付けるためのアダプター(GH-2) と一緒に購入しました。

長年GRシリーズを使ってきましたが、ワイコンを装着したのは初めて(テレコンはまだ着けたことがない)。
なるべく付属品をつけず、シンプルな形で持つのがカッコイイ!という思い込みがあったんですよね。
そういう思い込みが表現の幅を狭めてるんじゃないのか?思い込みはなるべく取り去っていろんな撮り方にチャレンジしよう!という取り組みにもつながるので、ちょうどいいなと思いました。

GRD IVにアダプターとワイコン、さらに付属の花形フードも着けるとカバンに収まりにくくなるので、2点吊りのストラップを付けて、首に掛けることにしました。
さらに、昔から持ってた外部ファインダー(GV-1)も付けて、見た目のバランスをととのえてみました。
ファインダーには画角21mmに対応したフレームが入っていますので、ちゃんとスナップ撮影にも活躍してくれます。(時々しか使ってないけど、、、)

数年前だといかにも旅行者って感じのスタイルだと思いますけど、最近はフィルムカメラブームの影響なのか、カメラを首にさげて歩いている人も多いので、むしろちょっとカッコイイかも。

ワイコンを取り付けると、画角21mm相当(35mm判カメラ換算)での撮影が可能になります。
GR III, GR IIIxの2台持ちに馴染み、かつクロップも多用するようになって、28mmよりも狭い画角に慣れている僕にとっては、21mmで撮れる写真はすごく新鮮に感じます。

GR DIGITAL IV, Aモード, ISO1250, F1.9, 1/16s, ブリーチバイパス(色調: ノーマル)
まだワイコンを着けたばかりの昨年末、自宅の近所の踏切で撮影。体感ではもっと近くに電車が来てるイメージだったんですけど。ずいぶん遠くにあるように写りました。

GR DIGITAL IV, Pモード, ISO476, EV-0.3ev, F1.9, 1/30s, ポジフィルム調
横浜みなとみらいの日本丸。本体の全身を入れつつ、水面に映る日本丸も大きく映すことができました。

GR DIGITAL IV, Pモード, ISO160, F4.0, 1/320s, スタンダード
朱色の橋と頭上いっぱいの新緑を印象的に撮ることができたと思います。紅葉したらさらに綺麗だろうなぁ。

趣味のパブリックアート撮影にも、とても役に立っています。
壁画などすごく大きい作品を撮るときでも、作品からあまり離れなくても撮影できるので、他の通行人の邪魔にならなくて済みます。
また、近寄って撮ると迫力が加わるようで、より強い印象の残る写真が撮れている気がするんです。

1枚目:GR DIGITAL IV, ISO200, f5.6, 1/500s
2枚目:GR DIGITAL IV, ISO200, f5.6, 1/640s
彫刻家 竹田光幸 氏の《ぐう ちょき ぱあ》という作品。前橋市の商店街をぶらぶら歩いてるときに発見しました。

GR DIGITAL IV, Pモード, ISO125, F4.0, 1/320s, スタンダード
JR高崎駅西口にある、洋画家 福沢一郎 氏《だるまの詩》の陶板レリーフ壁画。でかい。そしてかわいい。

GR IIIやGR IIIxと一緒にワイコン付きGRD IVを持ち歩いて、さらに表現の幅が広がったように思います。
GR IIIのアクセサリーにもワイコンが、GR IIIxにはテレコンがありますので、それもいつか試してみたいですね。

(任三郎)



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