GR trip 第二回目を開催しました! (かつ)

2018.11.13 BLOG

こんにちは、かつです。
10月28日(日)兵庫県 北播磨にて、GR trip 第二回目を開催しました!

今回参加してくれた皆様のグループ名は「GR波止場部!」
波止場の写真学校 神戸本校で知り合ったというGR好き7名の皆様でした。

当初は9月末に予定していたのですが、台風24号の影響により延期。そのため今回参加できなかったメンバーもいましたが(残念!)、開催当日はお天気にも恵まれ、穏やかな秋晴れの中での撮影会となりました。

第二回目のGRistは、大和田良さんに参加いただきました。
もちろん、今回も当日までシークレット。

参加メンバー皆様で会場の最寄り駅まで迎えにきてくださったのですが、駅の改札を抜けた大和田さんに気付いた皆様の反応がリアル。大和田さん登場に、キャッ!という黄色い声やビックリして言葉を失うというシーンも。


そしてそして、今回はなんと幹事さん宅のお庭がメイン会場。

 
神崎郡のとある山の中。木々に囲まれたステキなお宅で、まるでホームパーティーに招いていただいたような和やかな雰囲気の中、オリエンテーションを実施。
日差しが強すぎて、モニターが見えにくかったため、大和田さんがお持ちだった日傘(レフバンにもなるらしい)をお借りして工夫する、という屋外ならではの出来事も楽しませていただきました。

諸説明のあとはいよいよ、幹事さんがよく撮影に行くという池を目指して、お散歩しながら撮影会スタートです。スタートこそ皆さん揃っているものの、それぞれがみつけた被写体に応じてどんどんとバラけてゆきます。

それぞれの皆さんが撮影する様子を追いかけてみましたが、みなさん光を捉えるのが巧い。

皆さん狙った光をみつけたら納得がいくまで撮影します。
側溝の中もなんのそのです。



しばらく歩くと、木々に囲まれた道が開け、池と山がひろがります。

当日は冬に備えて池の水位が下げられ、普段は水の中だという低い位置まで降りて撮影できました。

足元はこんな感じ!もふもふです。


そして、大和田さんの佇まいが絵になるので、みなさんついつい撮影してしまうようです。そんなわけで、こっそり大和田さんシングルショットも。

 
撮影後は再び森のお庭にもどり講評会です。

大学でも講壇にあがる大和田さんの説明はとてもわかりやすく、鋭いです。撮影者の意図や狙いなども写真から読み取りつつ、丁寧なコメントが綴られます。

なかなか見ない光景。森の学校のようです

「画面を構成する中で、この部分は表現したいことに対して機能していない。切り取ったほうが良いかも。」

「もうすこしこちらのアングルから撮ったほうが、それを表現できたかもしれない」

直線、曲線、配置、リズム、寄る、引く、廻りこむ、傾ける、それぞれの作品にあった講評が続きます。

私がとても印象的だった言葉は、“これは機能している” “これは機能していない”という言葉の使われ方でした。視覚的に見て判るような構図のお話だけでなく、特徴的な表現から読み取れる目に見えにくいものまで構成要素を分解し、それぞれを “機能”と呼んでいます。機能が果たすべき役割をより効果的にするには、こうすると良いかも、こんな方法もあるよというお話の組み立てです。

エンジニアな私にとってはとても受け入れやすいだけでなく、自身が分解できていなかった要素=これまで気にしていなかった視点にも気づかされました。

そんな皆様の作品を下記のギャラリーにて閲覧できますので是非ご覧ください。

 
 
そしてこの日、大和田さんが撮影された「北播磨」も下記にてご覧いただけます。

 
大和田さん、お忙しいところご参加くださり、ありがとうございました!


行きも帰りも車で送り迎えしてくださったり、ランチのお弁当の準備、そして、夕方、少し冷え込む時間には温かい飲み物をご用意くださったり(おやつまで!)。幹事さんをはじめ、メンバーの皆様、さまざまなお気遣い、とてもありがたかったです。

自然の中での撮影&講評会という、ちょっとした非日常を、我々も楽しませていただきました。素敵な場所に呼んでいただき、本当にありがとうございました!

恒例のみんなのGR!

みんなで集合写真も

最後に、大和田さん、幹事さんよりコメントをいただきましたのでご紹介します。

***

大和田さんよりー

いわゆる観光地や都市といった場所ではなく、参加者の方が住む土地の周りを巡る撮影は、私にとっても非常に興味深く楽しいものでした。
そのような場所で得られる写真のリアリティは、決して一人では獲得できないものだと思います。また、ホームパーティーに招かれたような、暖かでホスピタリティに溢れた撮影会に参加できたことを大変嬉しく思います。
参加者の方の撮影のレベルも高く、今後また作品などを拝見するのが楽しみです。


幹事さんよりー

いつもの風景を、他の人はどんな風に切り撮ってくれるのだろうと思い応募させて頂きました。先生の講評、皆様の作品、とてもいい刺激になりました。
皆様には、普段の撮影とはまた違った環境を楽しんで頂けたようです。はるばるお越しいただき有難うございました。

***

「GR trip」は、随時募集中です!
GRistと一緒に撮り歩きしたい、あなたの大切な場所をぜひ教えてください。
よろしくお願いいたします!

(海外から申込みあったらどう対応しますか?と聞いたら、「行くしかないやろ」と、このときだけ関西弁で即答した野口でした)

 
(かつ)


おまけ:かつが同行すると、夜間にこっそり、ご当地光跡を撮るみたいですよ!
(まちゅこ。より)

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