GR III レビュー アウトドアモニター (ゆか)

2019.05.21 BLOG

こんにちわ、ゆかです。
雨の多いシアトルにもやっと春が来ました!
週末はここぞとばかりにカメラを持って自然を満喫しています。

日差しの強い日に撮影する際、モニターの見にくさを経験された方は多いのではないでしょうか。
GR III で採用された機能の一つに「アウトドアモニター」があります。
既にPENTAX Kシリーズで採用されていますが、「アウトドアモニター」は、明るい太陽光の下で撮影をする際、画像モニターの視認性が極端に悪くなってしまうのを緩和してくれます。ただ単純に画像モニターのバックライトの明るさ調整を行うだけでなく、画像モニターに表示される映像情報に処理を加えているため、明るい撮影状況下での視認性が良くなっているんです。

GR III では、「セットアップ」→「画像モニター設定」の「明るさ」で画像モニター自体の設定ができます。
「アウトドアモニター」は「画像モニター設定」の「明るさ」で、ご自身で設定した明るさを基準に±2ステップの調整が可能です。

私は、「画像モニター設定」の「明るさ」は標準のまま、日差しの強い屋外での撮影では「アウトドアモニター」の+2を主に使っています。また、最近は屋外での撮影が多いため、「ADJモード設定」に登録して、すぐに変更できるようにしています。

GR III, F5.0, ISO100, 1/400sec, EV-0.7, クロップ50mm

この機能は画質設計担当者が色々な補正処理を工夫してくれた結果、実現できています。ただそれでも、実際に記録される写真とは全く一致するわけではないので、アウトドアモニターを設定した状態で写真の写り具合を確認する場合は、あくまで被写体の状況確認や構図確認にとどめておいてください。

GR III, F5.6, ISO100, 1/800sec, EV0.0, クロップ50mm
オリンピック国立公園。

GR III, F5.6, ISO100, 1/640sec, EV+0.7
奥に見えるのはタコマ富士と呼ばれるマウント・レーニア。

GR III, F5.6, ISO100, 1/500sec, EV-0.3

GR III, F5.0, ISO200, 1/320sec, EV-0.3
ドラマでも知られるスノコルミー滝。

GR III, F2.8, ISO200, 1/80sec, EV+0.3, クロップ50mm
リス、よく遭遇します。

最後にお知らせです。

日本カメラの5月20日発売号に、GR IIIの小冊子が付録として挟み込まれると聞きました。7人のGR使いによるPhoto&エッセイ。大好きな川田喜久治さんのお名前も発見しました。
私もまだ見ていなくて、アマゾンでポチっとして楽しみに待っているところです。
是非チェックしてみてください。

それではまた!
(ゆか)

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