葉っぱの面白さ (みにゅう)

2022.11.17 BLOG

こんにちは、みにゅう です。
あっという間に朝晩寒くなってきましたね。秋深まるこの季節、咲いている花は少ないし、もいなくなった。なにも撮るものがないなぁ… なんて思ってませんか? いやいやそんなことはないですよ!
目を楽しませてくれるものはいつもいろいろあります。今回は「葉っぱ」の写真を紹介します。

植物にとって「花や実」はハイライトといえる創作物で、人の目にも鮮やかです。一方、葉っぱには赤や黄といった色の派手さはないですが、その分、形や、緑の階調や、質感に集中して見ることができます。葉は植物それぞれに個性があり、観察すると新たな美しさや面白さに気づきます。

GR III, P mode, ISO100, 1/60sec, F4.0, -1.7EV, WB:Auto

これはとあるお寺の植え込みで見つけたもの。何気なく通り過ぎた後、え、待て待て何だ今の、と思って引き返してまじまじと見ました。なんだろう、この存在感。
中心の新しい葉と奥の葉の明るさの対比が、魅力を放っています。

撮影するぞと気を張っているときではなく、ふと目に入ったものにキラリとしたものを感じて撮るスナップ。GR の出番です。これだから外歩きは楽しい。

GR III, P mode, ISO400, 1/60sec, F2.8, -2.7EV, WB:Auto, クロップ35mm, レタッチ(レベル補正)

鮮やかな緑色の葉の並びが美しい、ホウライシダ。
葉が適度に明るく、かつ背景の水面が暗く沈むよう、露出補正をマイナスに調整しています。
見えた印象に近く写そうと、何十ショットか撮影した末の満足の1枚。

GR III, P mode, ISO100, 1/60sec, F4.5, -0.7EV, WB:Auto

シダの葉の形は複雑かつ整然としている繰り返し図形「フラクタル」の一種といわれています。
それがさらに重なり合って、形のハーモニー、リズムを感じます。

GR IIIx, P mode, ISO100, 1/125sec, F2.8, -1.0EV, WB:Auto, HardBW

葉に白い縁取りがあるイソギク。
形と階調を見てほしいので、色を省きイメージコントロール:ハードモノトーン (HardBW) で撮影してみました。
繰り返しパターンが壁紙のデザインに使いたいくらい美しい。

GR III, P mode, ISO200, 1/50sec, F2.8, +1.3EV, WB:Auto, クロップ35mm, レタッチ(トリミング, レベル補正)

最後は、庭の落ち葉を掃いているときに妻が見つけた1枚の葉っぱ。
偶然なのでしょうが、虫に食べられた痕が顔のように見えます。
なんか喋ってますね(笑)
顔を探しながらだと、庭掃除も楽しくなります。

 * * * * * *

いかがでしたか? 葉っぱにも面白さを感じていただければ嬉しいです。
それではまた!

(みにゅう)



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