アジサイの季節来たる (みにゅう)

2022.06.15 BLOG

こんにちは、みにゅう です。
関東は梅雨入りしましたね。そして大好きなアジサイの季節到来です!
名所といわれるところへ観に行くのもいいですし、身近にも沢山のアジサイが咲いていますよ。
みにゅう が撮った種々のアジサイと、撮影時に気にしていることを紹介します。

GR III, P mode, ISO200, 1/500sec, F2.8, -0.3EV, WB:Auto

散歩しながら注意して見ていると、歩道の植え込みに、家の玄関脇に、公園に、いたるところにアジサイは植えられていて、皆に愛されている花なんだなとわかります。
そしてその色や形の多彩なこと! 興味が浅かった頃は、丸くボール状に咲く「西洋アジサイ」と「ガクアジサイ」くらいしか知らなかったんですが、最近は品種改良が進んで、なんと400もの種類があるそうです。

GR IIIx, P mode, ISO200, 1/320sec, F4.5, WB:Auto

アジサイで僕が特に好きなところは、花びらの色合いの繊細さ。
彩度は控えめな、水色~紫~ピンクの間のグラデーションや組み合わせ、その色使いがたまりません。晴天の直射日光下よりも、曇天や日陰のほうがその魅力が際立って感じられます。
カメラにとってはこの色を忠実に写し撮ることができるかどうか実力を試されるところですが、GR III、GR IIIx は満足のいく結果を見せてくれます。

色調に関係する設定は、イメージコントロールは「スタンダード」、ホワイトバランスは「マルチパターンオート」。ほぼデフォルト設定のままで、彩度を +1 上げるかどうか、露出補正を -0.3EV 下げるかどうか程度の小さい調整のみしています。

GR IIIx, P mode, ISO100, 1/320sec, F4.5, -0.3EV, WB:Auto

GR IIIx, P mode, ISO100, 1/250sec, F4.5, WB:Auto

撮影の時に気にしていることは何かというと、まずはフレーミング。
基本は「日の丸構図」で花を中心に大きく。その上で花びらがフレームで切れないように、また周囲の隙間が均等に見えるように配置を考えています。小花が丸く並んで咲くので、真上から狙ってアスペクト比「1:1(スクエア)」も映えますね。

GR IIIx, P mode, ISO200, 1/160sec, F3.2, WB:Auto

アジサイサイズの花を撮るには GR IIIx の画角 40mm が扱いやすいです。撮影距離はマクロ域(12~24cm)になります。
GR IIIx の柔らかいボケ味を活かすために絞りを開けたいところですが、開放 F2.8 だとフォーカスの合う範囲が狭すぎる感じがしたので、F4 前後になるよう、露出モード「P(プログラムAE)」でプログラムラインを「ノーマル」に設定しています。

下の写真はマクロの最短距離 12cm でがくの中にある個々の花が見えるように撮影しました。この1個の花だけ見てても美しい。

GR IIIx, P mode, ISO400, 1/250sec, F4.5, WB:Auto

最後に、今年初めて出会って惚れ惚れしてしまったアジサイを一枚。
花が内側から光っているようなあでやかさ。なんと素晴らしい!

GR IIIx, P mode, ISO100, 1/160sec, F3.2, +0.3EV, WB:Auto

みなさんにもアジサイの魅力を感じていただけると嬉しいです。
それではまた!

(みにゅう)





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