こんにちは、みにゅう です。
連休はいかがお過ごしでしたか？ 僕はほとんど自宅で過ごしていました。
で、せっかくまとまった時間が取れる機会なので、過去の定点観測写真を集めて動画化するという作業に取り組みました。

以前、2018年に「12年を1分の動画にする」という記事で公園の景色の動画を紹介しましたが、あのときは僕の職場が横浜市から海老名市に移ったタイミングでした。
その記事の中で「新しい場所の定点観測、始めています」と書いたとおり、新しい勤務地の風景もまたGRシリーズで週に１～２回撮影してきました（こういう地道な行動、好きです）。いつも持ち歩いているGRだからできる撮影スタイルですね。それがだいたい３年分溜まったので、そろそろいい機会かなと思ったのです。

被写体は海老名の駅近くから西方向の大山を望む景色。まずは見てください。
【Time-lapse Movie of Ebina from 2018 to 2021】（音声はありません）

GR II, GR III
（「YouTubeで視聴する」をクリックして別ウインドウで見るとより大きなサイズで見られます）

2018年１月から2021年４月まで全部で282コマある写真を、動画作成ソフトを使って各コマ0.2秒で順番につなぎ、１分弱の動画になりました。実際の約200万倍の速度。そこで初めて普段とは全く違ったスピード感で景色が見えてくるのがとっても面白い。

撮影するときは、大山山頂を画像の中心に合わせて手持ちで撮っていたんですが、この方法だと山頂が雲に覆われて見えない場合に中心位置が不安定になるということに後で気がつきました。さらに2020年末からは山頂がビルの影に隠れてしまいました。そのせいもあり、ところどころ画面のブレが大きくなっています。
画角を決める際の目標物の設定には注意が必要、という教訓を学びました。

始めた当初はこの景色がどう変わっていくか予想していなかったので、しばらくして高層マンション建設が始まったときは驚きました。クレーンが建って、基礎ができてからはすごいスピードでニョキニョキとビルが伸びていきます。建物の上の方は画面からはみ出してしまいました。

大山を含む景色の季節の移り変わりが見られるかなと思っていたのが、３年のうちに街の景観がぐんぐん形作られていく様子をとらえることになりました。一度しか起こらないことの貴重な記録になったかもしれません。

この先も、街の景色は変わり続けていくのでしょう。
引き続き、定点観測を続けたいと思います。次回も気長にお待ちいただければ幸いです。
それではまた！

（みにゅう）