写真家たちのことば (あらいた)

2023.04.27 BLOG

あらいたです。

以前、 この記事この記事で、著名な写真家たちが語ったとされる金言・名言を取り上げましたが、知っておきたいフレーズはまだまだ無数にあります。

どれも、スランプや写欲が沸かない時のモチベーションアップにうってつけの言葉たち。
なかには写真撮影の枠を超え、人生訓としても立派に通用しそうなものもあります。
さっそく見ていきましょう。

GR IIIx, P mode, 1/250s, F4.0, ISO200, Snap: Infinity, Image Ctrl: Positive Film

“Your first 10,000 photographs are your worst. ”
— Henri Cartier-Bresson


いきなり手厳しいアドバイスはアンリ・カルティエ=ブレッソンのことば。
最初のうちはうまくいかなくてあたりまえ。四の五の言っていないでたくさん撮ってみなさい、ということですかね。
スナップショットの達人でさえ、決定的瞬間を捉える過程には圧倒的な量の没ショットがあるのでしょう。

ちなみに、GR IIIシリーズは新ファームウエアで総撮影枚数がわかります。自分がどれだけ撮ったか、チェックしてみてはいかがでしょう。

GR III, Av mode, 1/6 sec, F11, ISO800, Snap: 2m, Image Ctrl: Standard

“If your photos aren’t good enough, then you’re not close enough.”
— Robert Capa


もっと寄りなさいとの忠告ですが、あらためて考えると物理的な距離だけでなく被写体への興味・関心を含めて接近する心構えを持つべし、という戒めかとも思えてきました。
一歩前へ、が命取りにもなる戦場カメラマン、ロバート・キャパのずしりと重い一言。

GR IIIx, Av mode, 1/80s, F6.3, ISO1600, Snap: 3.5m, Image Ctrl: Cross Processing

“It’s more important for a photographer to have very good shoes, than to have a very good camera.”
— Sebastiao Salgado


ブラジル出身のフォトジャーナリスト、セバスチャン・サルガドは、中南米やアフリカの大地に暮らす人々を撮影する過程で何足も靴を履きつぶしたことでしょう。
良きカメラより良き靴を。
サルガドにあやかって、僕もスニーカーを新調しようかな。

GR IIIx, Av mode, 1/250s, F3.5, ISO200, Snap: Infinity, Image Ctrl: Positive Film

“Which of my photographs is my favorite? The one I’m going to take tomorrow.”
— Imogen Cunningham


正直なところ、イモージン・カニンガムの名前を知ったのはこの記事作成に取り掛かった後の事。経歴や作品(オリジナルプリント見てみたい!)については、不勉強な僕の解説より、ここから辿れるリンクを参照いただきたいと思います。

“どの写真がお気に入りかって? 明日撮る写真よ”

とっても前向きで、素敵なフレーズじゃありませんか。
よーし、なんだか明日は傑作撮れそうな気がしてきたぞ!


(あらいた)

 


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