「GR meet 47」大分会場レポートです! (任三郎)

2022.08.01 BLOG

こんにちは、任三郎です。
7月9日(土)に開催した「GR meet 47」5カ所目、大分会場のレポートです。
会場は別府地獄めぐりのひとつ「海地獄」のすぐそばにある「CAFETERIA UMI」。

1枚目:前日夜から当日早朝にかけて大雨が降っていましたが、朝8時頃には快晴になっていました。
2枚目:会場の「CAFETERIA UMI」(2019年5月にオープン)。この日は私たちのために貸し切り営業としてくださいました。

今回お迎えしたゲストは大和田良さん。
午前中から14時ごろまで撮影会を行い、その後会場にて講評会、スライド&トークを行いました。

参加者は大分県をはじめ福岡県や長崎県など、やはり九州地方からの参加が来られたという方が多かったでしょうか。
中にはGR meet 47に参加するのが2回目、という方もいらっしゃってびっくりしました。
GRを使うのが初めてという方も、以前使っていたけど今は使っていないという方もいて、実に多様な方々にご参加いただけたと思います。

今回もGR III, GR IIIxの貸し出しを行いました。
ワイドコンバージョンレンズやファインダーなどオプションも借りられるというのがいいですね。

撮影会の前に、今日のイベントについての説明等のオリエンテーションと、GRを初めて使うという方のための簡単なレクチャーを行いました。
また、大和田さんより湯けむりを入れた景色をとるときのおすすめ設定についての紹介がありました。

湯けむりは白いのでオートフォーカスでピントを合わせようとしてもなかなか合いません。そこでおすすめなのが、スナップ撮影です。
GRではスナップモードで撮影する場合の焦点距離をあらかじめ決めておくことができます。湯けむりはけっこう熱いので、スナップ時フォーカス距離は1.5mくらいの距離をとっておくのが良い、とのことでした。
さらにシャッターボタンの一気押しで設定したスナップ撮影距離にピントを合わせるフルプレススナップ機能もありますので、AFをメイン使いしながらでも簡単にスナップ撮影ができます。

GR IIIのメニュー画面です。スナップ撮影距離を1.5m、フルプレススナップをオンに設定しました。

1枚目:会場を出て、みんなで鉄輪(かんなわ)温泉エリアへ移動
2枚目:鉄輪エリアに入ってすぐに皆さんそれぞれの被写体を見つけて散り散りになりました

レクチャーを終えた後は、いよいよ会場を出て鉄輪(かんなわ)エリアの散策を開始です。
このエリアは旅館の裏手にある温泉を冷ます設備や排水溝、地面のちょっとした隙間から湯けむりが立ち上っていて、ほとんどの参加者にとっては非日常な風景。
また温泉街が起伏のあるゆるやかな傾斜地に作られており、少し高台に登れば街並みを一望できますし、石畳の小道や、レトロな建物が建っていたり、地面が地熱によって暖かいためか野良猫がいたり、、、と被写体には困らない場所でした。
皆さんそれぞれに撮りたいものが見つかったようで、一カ所にとどまることなくそれぞれに自由に撮影を楽しんでくださったようです。

大和田さんと話しながら、ぶらぶらと撮影を楽しむ皆さん

1枚目:高台に上ると、あちこちから湯けむりあ立ち上がる街並みを一望できます
2枚目:温泉街の旅館の裏に設置されている、温泉を冷ます設備。小さな工場みたい

皆さんの撮影現場を記録させていただきました

ランチは各自でとるということになっていたので、名物「地獄蒸し」を体験

会場に戻ってからは休憩がてら、講評を受けるための写真を各自3つずつ選んで提出。講評会の開始です。
1名ずつ「なにを撮ったのか」「どんなことを思ってシャッターを切ったのか」といったことをプレゼンテーションしたのち、大和田さんから講評をいただきます。

大和田さんの講評は、写真の悪い点を指摘してどう撮ればよかった、という反省会ではなく、
各自3枚提出した写真から連想するテーマ、撮った人の心や視点の動きを発見してそれを楽しむ、という感じのコメントが多かったですね。
そのうえで、今後もっと写真を楽しむためにはどんなことに意識をすればよいか、といったことについてのアドバイスを頂きました。
大和田さんの言葉に励まされた方が多かったんじゃないでしょうか。たいへん勉強になる講評会でした。

今回の参加者の皆さんの作品の一部を紹介します。

 

 
講評会の後は、大和田さんのスライド&トーク。
タイトルは「写真表現とスナップ 反応を写真に」。
内容をざっくりと要約しますと、これまでに良いとされてきた写真から「いい写真って何だろう」ということについて振り返り、写真のセレクトについての提案してくださいました。
写真は写真を見た人に、被写体そのものや色(外示)から、写真を見た人それぞれに持っている記憶や経験から、風景や感覚など(共示)を呼び起こします。

この写真から、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?

そこで写真をセレクトするときには、あえて一見失敗に見えるような写真を選んでみてはどうだろう?
いわゆる「アレ・ブレ・ボケ」と言われる、ピントが合っていない写真、ブレてしまった写真、高感度ノイズや過度の階調補正によって荒れた写真のほうが、その写真を観る人によりたくさんの共示を与えることがあるかもしれない。
あえてきれいな写真をセレクトから外すことも、表現の幅を拡げるひとつの方法といえる。というのが、大和田さんの提案でした。
GRは案外意図していないような写真が撮れるカメラなんですよね、とも付け加えてくださいました。
撮影者が思い描いたような写真を撮れるのがいいカメラだとは思いますが、想定外の写真も撮れるのがいい、という考え方もあるんですね。

トーク後恒例の記念写真です!

こちらもGR meet 恒例のGRショット。色とりどりのリングキャップですね!

1枚目:別府といえば!ということで皆さんにお土産にお渡しした入浴剤『えんまんの湯』。海地獄の温泉成分から作られているそうです。
2枚目:解散した後もしばらくの間会場外で楽しい時間を共有しました。

 
最後に、大和田さんのコメントと作品をご紹介します!
 

 
★大和田良さんより

私自身初めての大分、鉄輪温泉でしたが、地元の参加者の方に歴史やポイントを教えてもらいつつ、会話を楽しみながら撮影をすることができました。考えてみればコロナ禍以降久しぶりの交流イベントでもあり、改めて写真を通して多くの方と一日を過ごす喜びを思い出すことができたと思います。強い日差しのなかでの撮影会でしたが、それぞれが独自の視点で撮影した写真を多く見ることできました。次は是非、国東半島あたりも一緒に回ってみたいですね。ありがとうございました!

大和田さん、ありがとうございました!

九州でのGRのイベント開催は久しぶりだったためか、参加者の皆さんの熱意がすごく強かったように思います。
また鉄輪エリアというフォトジェニックな場所で撮影会・講評会を開催できたのは、CAFETERIA UMIさんに会場をご提供いただいたおかげです。本当にありがとうございました!

* * *

GR meet 47は、ただいま山梨会場(8/27開催)の準備中(8月上旬申し込み受付開始予定)です。会場は身延山久遠寺の近くの宿坊ということで、どんな撮影会・講評会になるかとても楽しみですね。

そして、先日の秋田会場で実施した、「ゆるっとライブ配信」は今後も実施予定ですので、LINEの友だち登録がまだの方は、登録してみてくださいね。
※秋田での渡部さとるさんによる「ゆるっとライブ配信」は8月7日までアーカイブ配信中です。

各地でみなさんにお会いできることを楽しみにしています!


★Special thanks:
CAFETERIA UMI
http://www.umijigoku.co.jp/info/restaurant/index.html


★これまでの「GR meet 47」

・GR meet 47 高知(6月25日開催)レポート
https://www.grblog.jp/article/18086/

・GR meet 47 東京(5月28日開催)レポート
https://www.grblog.jp/article/17285/

・GR meet 47 京都(5月14日開催)レポート
https://www.grblog.jp/article/17692/

・GR meet 47 新潟(4月23日開催)レポート
https://www.grblog.jp/article/16960

・GR meet 47関連一覧
https://www.grblog.jp/article/?tag-name=47


(任三郎)



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