羽化するセミをインターバル撮影する (みにゅう)

2021.08.06 BLOG

こんにちは、みにゅう です。
セミが鳴く夏が来ましたね。昆虫が元気な季節

GR III, P mode, ISO200, 1/100sec, F2.8, +0.3EV, WB:Auto, 50mmクロップ、レタッチ(トリミング)

在宅勤務をするようになってから、朝の散歩が日課となっていましたが、朝でさえ辛くなるような猛暑の日々がやってきました。
朝がダメなら夜に。と方針転換して、日が暮れてから懐中電灯を手に近所の公園を歩き回ったりしています(怪しい…)。
夜の公園で何を探しているかというと、木に止まって眠っている(?)セミ、樹液を吸っているカブトムシやクワガタやカナブン、虫を狙って来ているヤモリ、などがいたりして、けっこう楽しめます。

そして先日出逢ったのが、木を登っているセミの幼虫。
枝についている抜け殻はよく見かけるけど、動いている幼虫を見つけられたのは珍しい。数年の地中生活を経て地上に姿を現し、彼女にとって一大イベントである成虫への「羽化」をしようというところ。

GR II, P mode, ISO800, 1/50sec, F3.5, +0.3EV, WB:Auto, 35mmクロップ、レタッチ(トリミング)

子どもたちに見せたいという思いもあって、幼虫に直接触らないようハンカチに登らせて家に連れて帰り、網戸に移動してもらいました。

しばらくウロウロしていましたが、やがて場所を決めたらしく移動しなくなりました。
その間に僕は機材を持ってきて、撮影のセッティング(急げ急げ)。
羽化の際の写真 はこれまでにも撮ったことがあるけれど、今回は一部始終のインターバル撮影にチャレンジです。

まずは出来上がりを見てください。
【Cicada timelapse 3fps 960x720 18MB】(音声はありません)

(「youtube.com で視聴する」をクリックして別ウインドウで見るとより大きなサイズで見られます)

暗い中での撮影なのでカメラは内蔵フラッシュを備えた GR II を選択。
三脚に据えて、フラッシュ発光・マニュアル露出で適度な明るさになるよう設定します(フラッシュ調光補正-2.0, ISO200, 1/15sec, F5.6, WB:Auto, 47mmクロップ)。
ライトを当ててオートフォーカスでフォーカスを合わせたあとにその位置でマニュアルフォーカスに切り替えて固定。
撮影間隔は適度なスピードがわからないのでとりあえず2分間に設定(これはもっと短くても良かった)、撮影枚数 ∞ 。
インターバル撮影の設定後、シャッターを押して撮影スタート。撮影チャンスは1回きりなので、緊張します。

GR II を使った撮影の様子

うまい具合に、撮影をスタートしてすぐ後に、背中が割れて白い成虫の体が見えてきました。
着ぐるみを脱ぐようにスッポリと体が抜けた後、抜け殻に捕まって体を固定し、はねが伸びて色が濃くなっていきます(種類はアブラゼミだったようです)。

GR III, P mode, ISO3200, 1/30sec, F2.8, -1.0EV, WB:白熱灯, 35mmクロップ、レタッチ(トリミング, レベル補正)

GR III, P mode, ISO3200, 1/30sec, F2.8, -1.0EV, WB:白熱灯, 35mmクロップ、レタッチ(トリミング)

撮影を止めるまで約2時間半、78コマの撮影ができました。
動画作成ソフトを使ってこれを秒3コマの動画に変換すると、現実の約600倍のスピードで時間が進む映像ができました。

一晩でこれほど見事に形を変えてしまう、セミの能力には驚きしかありません。
羽化が始まる前に眠ってしまった子供たちも、翌日この映像を見て「すんげー!」と興奮。
撮った甲斐がありました。

* * * * * *

最後にもう一つ。

現在募集中の GR SNAPS Vol.10 「朝」 は 8月8日(日)が締め切りです。まだ間に合いますので、みなさんの作品をお待ちしています。

それではまた!

(みにゅう)

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