薄暮の頃 (みにゅう)

2020.11.04 BLOG

こんにちは、みにゅう です!
いつのまにか日が暮れるのが早くなりましたね。日没後の空の様子もこの季節ならではのものに変わってきました。
晴れた夕方の透明感あるグラデーション。この色合いがたまらなく好きで、何枚も写真を撮りつつぼーっと眺めてしまうこの頃です。
気温が下がるのも早く、知らずに体が冷えててぶるっと震えたり。もう11月です。

GR III, P mode, ISO200, 1/20sec, F2.8, -1.0EV, WB:曇天

GR III はこの空気感を誇張無く忠実に「僕にはこう見えていた」を残してくれるカメラ。

夕景の撮影時に僕は以下のことを意識しています:
・色調とグラデーションをきれいに出すため、ISO感度を低く 100~400 程度
・シャッタースピードが遅くなるけど、手ブレ補正が効くのでしっかり構えれば 1/8sec 程度までは大丈夫
・ホワイトバランスは見えたままに近くなるよう、背面モニターで実際の景色と比べながら設定する
・露出補正はやや暗めに -0.3~-1.0EV 程度
・暗めの環境では背面モニターが実際より明るめに見えることがあるので、AEブラケット±0.3EVで3枚撮影する

夕暮れ時を撮る際の設定は、任三郎の記事 も参考になりますよ。

GR III, P mode, ISO400, 1/15sec, F2.8, -2.3EV, WB:Auto, レタッチ(トリミング, レベル補正)

周囲が次第に闇に沈んでゆく中、地上に目を移すと赤~紫の彩りを持つ花々がじんわりと浮かび上がって見えます。昼とは違った深みのある存在感。

GR III, P mode, ISO800, 1/40sec, F2.8, -2.3EV, WB:uto, レタッチ(レベル補正)

ランタナの花には2~3匹のスズメガ(ホシホウジャク)がやってきて、花から花へとホバリングしながらしきりに蜜を吸っていました。

GR III, P mode, ISO400, 1/13sec, F2.8, -1.0EV, WB:Auto

秋に咲くアジサイは、梅雨の頃とは違うあせた色あいとなっていて、これが薄暮の光の中でいい味を出しています。

GR III, P mode, ISO200, 1/250sec, F2.8, -1.3EV, WB:曇天, レタッチ(トリミング)

雲がある時はまた違った印象的な夕暮れに。空の表情は毎回見飽きることがありません。

日中とは光の状況が変わるのを意識しながら夕刻の風景を眺めていると、同じ被写体でもいつもとは違う表情を発見できるかもしれませんよ。いろいろ撮ってみよう!
それではまた!

(みにゅう)

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