夕暮れ時を撮る (任三郎)

2020.09.09 BLOG

前回(7/28)は「なかなか梅雨明けしない」とグチっておりましたが、明けてびっくりの猛暑日続きでしたね、、、
9月に入っても残暑厳しい日が続いておりますが、朝晩の虫の声から秋のおとずれを感じるようにもなりました。
秋は夕暮れ、と昔から趣ある時間帯といわれておりますので、今回は夕暮れ時を撮るときの僕なりのお決まり設定をお伝えしたいと思います。

夕暮れ時は日中と比べて刻々と光の具合が変化していくので、まずシャッターチャンスを逃さないことが大事です。
撮影モードを選んだりするのにもたついたり、もう少し撮り易い場所へと移動する間に雰囲気が変わってしまって、思ってたのと違う、、、ということもしばしば。

(以下、すべてGR IIIで撮影しています)

Avモード / ポジフィルム調 / ∞ / ハイライト重点 / 1/8s / F5.6 / ISO640 / 太陽光 / 50mmクロップ
夕焼けがきれいだったので自宅から急いで近所の高台まで移動したんですが、その間に陽が沈んでしまいました。

僕の場合、夕暮れ時に重要視してる設定は、ホワイトバランスを[太陽光]にしておくことです。
他のシーンでは常用する[オートWB]や[マルチパターンオート]で夕暮れ時を撮影すると、撮影したい赤い色が補正により抑えられてしまい、日中と変わらないような雰囲気になってしまうためです。
なお、ホワイトバランスの設定画面でFnボタンを押すと、さらに細かい色味の調整が可能です。

次に意識するのは露出補正。 -0.3 か -0.7 にするといいと思います(露出モードダイヤルを[M]以外にしている場合)。
日が傾いて全体的に暗くなったその場の雰囲気を損なわずに記録することができます。

ホワイトバランス,露出補正を変えた場合の違いを比較するため、代わりにRAW現像した画像を下に並べてみました。
なおRAW現像では、露出補正の代わりに増減感を調整しています。

(左)Pモード / ポジフィルム調 / 1/800s / F3.5 / ISO100 / マルチパターンオートWB
(右)RAW現像 WB[太陽光] (M7A7) / 増減感 -0.7

いかがでしょうか?マルチパターンオートWBを設定した方の画像は昼間に撮ったようにも見えると思いますが、RAW現像した方は、比較的夕方らしい雰囲気が出ていると思います(実際に撮影した日時は 8/9 17:40でした)。

Avモード / ポジフィルム調 / ∞ / ハイライト重点 / 1/800s / F3.5 / ISO100 / 太陽光(M7A7)

秋に備えて夕暮れ時の撮影設定、RAW現像の手順を紹介しました。
みなさんもぜひ試してみてくださいね。


最後に、最近僕が出かけたおすすめスポットを紹介します。

Pモード / ポジフィルム調 / 1/800s / F3.5 / ISO100 / マルチパターンオートWB

こちらは都内から小一時間で行ける秘境駅、写真スポットとして知られるJR鶴見線 海芝浦駅。
ホームに出れば、海の上に立っているかのような気分を味わうことができます。
海が目前に迫るこの景色を見て、数年前の旅行で瀬戸内海沿いの路線の電車に乗ったときのことを思い出して懐かしくなりました。

※この駅の外は東芝さんの敷地なので関係者以外は出場できない、という特殊な駅であり、また電車の運行本数が少ないので、訪ねる際はご注意ください。


(任三郎)

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