あらいたです。
1月24日に開催された、GR meet in NAGOYAの様子をレポートします。
今回、会場となったのは「アルベホール」。名古屋屈指の繁華街、栄エリアや名古屋テレビ塔からも徒歩圏という、街撮りスナップには抜群のロケーションでの開催となりました。
ゲスト写真家は、渡部さとるさん。発売間もないGR IV Monochromeを携えてのご登場です。
名古屋の街は曇り空。気温も一桁台と寒かったー。
イベント最初のプログラムはフォトウォーク。午前の部の参加の方たちと名古屋の街へ繰り出します。
名古屋にはあまり土地勘が無いとのことで「みなさん、僕を置いて行かないでくださいね」と心配されていた渡部さんではありますが、街に出れば参加者にアドバイスを送りながらも、ご自身も次々と被写体を見つけては写真に収めて歩かれます。
名古屋テレビ塔の下でプチ撮影会
撮影の合間のおしゃべりも楽しい時間です
各自お昼を済ませ、会場に戻ってお気に入りの3作品を提出したところで講評会スタート。
「モノクローム撮影は、ハイライトのディテールが残るような露出にするとよい」
「画面上の白い部分に視線は誘導されやすい」
など、露出や構図取りのテクニックから、見慣れた景色の中での被写体の見つけ方などを、参加者と対話をしながら丁寧に解説いただきました。
講評会は参加者と会話しながら進みます
講評会の提出作品の中から、いくつかご紹介します。
講評会に続いては、渡部さとるさんによるスライド&トークです。
GR IV Monochromeを使い始めて間もないタイミングということもあり、モノクローム写真の撮り方・見方を中心に、過去の作品から最新作『Noctchrome』発表の経緯などのお話を聞かせていただきました。
さらに話題は幅広く、
- モノクロームは、被写体の形・構成に着目する「デッサン」の訓練になる
- カラーとモノクロは完全に "別脳"
- 晴天、曇天、日陰など、露出の基本パターンをまず覚える
- 作者の自我が出ない写真にあこがれる
などなど、広範に及びました。
また、実のお子様をポートレートモデルに誘うテクニック(?)を伝授いただいた場面では、会場内は笑いに包まれるなど、ユーモアを交えながらの「学び」を提供いただきました。
スライド&トークの模様。
今回の会場は、窓の外の白壁に反射した自然光が屋内に差し込む構造になっているのですが、トークの最中「このきれいな光が気に入った」と、どんな状況でも魅力的な「光」を探している渡部さんの視点が垣間見れるシーンもありました。
最後のプログラム、懇親会は渡部さとるさんの乾杯で始まりました。
GRファンのみなさま、写真家さん、スタッフの垣根を越えて和気あいあいとおしゃべりするのは楽しいもの。
今回は、GR IV Monochrome開発チームのメンバーもスタッフとして参加しており、白黒写真談義にも花が咲いたようです。
乾杯の合図はもちろん、渡部さとるさん
みんなのGR大集合です
みんなそろって記念写真!
GR meet in NAGOYA にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
また、どこかでお会いしましょう!
最後に、渡部さとるさんからのコメントと作品のご紹介です。
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GR meetに参加するのは、今回の名古屋で4回目。これまで秋田、軽井沢、大阪と、多くのGRファンの皆さんと時間をともにしてきました。今回の名古屋も1月末の寒さにもかかわらず、大いに盛り上がりました。
いつものように20名の方々とのフォトウォークから始まり、僕は幸運にも発売直後のGR Monochromeを使わせてもらうことができました。体験会で触れてはいたものの、実際に撮影するのは初めて。1時間半ほどの撮影でしたが、新しいカメラはいつも気持ちを高ぶらせてくれます。
とはいえ、皆さんと一緒に話しながら歩いていたので、集中して撮ることはできませんでしたが、いくつかの写真をここで共有したいと思います。内蔵赤フィルターは常時オンにしてあり、イメージコントロールはハードとソフトを試してみました。ただ、ここに掲載しているのは、実際にはRAWで撮影したものをPCで現像した写真になります。
今回はレビュー記事を書いているわけではありませんので、GR Monochromeの話はこのくらいにしておきます。続きはまた何かの機会に。
昼食を挟んで、フォトウォーク参加者の写真をプロジェクターで見ながら講評を行い、その後の僕のプレゼンテーションでは「僕とモノクローム」についてお話ししました。高校時代からずっとモノクロを撮り続けてきた僕の作品を見ていただきながら、GRシリーズで撮影したモノクロ写真も、たくさん紹介しました。そして最新作「Noctchrome」がどのような経緯でできたのかもお話ししました。
その後の質疑応答や懇親会でのさまざまなご質問は、僕にとってとても貴重なものでした。加えて、僕自身もひとりのGRファンとして、開発担当者にいろいろとお話を伺うことができました。この距離の近さこそが、GR meetの最大の良さだと思っています。