【GR Tips】GRの露出補正について (あらいた)

2026.02.10 BLOG

こんにちは!管理人のまちゅこ。です。

最近、これまでスマートフォンで写真を撮っていた方から、「GRで写真を撮るようになった」ということをお聞きすることがとても増えたなー、ありがたいなー、という実感とともに、そういった方々にも、知っておいてもらえると便利だったり、参考になる設定や機能などがわかる、“GR Tips”をちょこちょこお伝えできたらと思いまして。

GRを使い始めて間もない方も、使い慣れているベテランの方にも、実はこんな機能が!というようなこともお伝えできたらと思いますので、ぜひ読んでみてくださいね。

今日はその第一弾として、あらいたより、露出補正についてのTipsです!

***

あらいたです。

GRではモードダイヤルをPの位置に設定すれば、多くの場合、シャッターを押すだけで見た目の印象の明るさでの写真撮影が可能です。
ちなみに、Pの正式名称は[プログラム AE]。自動露出制御 (Program Auto Exposure) のことです。

GR IIIx, P mode, 1/50s, F11, ISO400, EV+0.7, Vivid

自動露出は便利ですが、次のような場面では印象通りの明るさにならないことがあります。

・曇天の空や雪景色など白っぽい被写体の撮影
・黒っぽい被写体や暗い背景での撮影

こうしたときには積極的に露出補正を使います。

1枚目: 1/20s, F11, ISO200, EV0.0, 2枚目: 1/8s, F11, ISO200 EV+1.3

1枚目: 自動露出で撮影、2枚目:+1.3EVの露出補正をかけています。雪景色など、画面全体に白っぽい被写体を撮影する場合はプラス補正を使います。GR IIIxで撮影。

1枚目: 1/250s, F2.8, ISO200 EV0.0, 2枚目: 1/800s, F2.8, ISO200 EV-1.7

1枚目: 自動露出で撮影、2枚目:ー1.7EVの露出補正をかけています。黒っぽい背景で撮影する際はマイナス補正を使うとメインの被写体のディテールの白飛びを防ぐことができます。GR IIIxで撮影。

露出補正のやりかたは簡単。GR III, GR IIIxでは、ADJ/露出補正レバーを左右に倒して、またGR IVでは、露出補正ボタンの[+]または[ー]を押して操作します。

さて、
露出補正には見た目の印象に近づけるだけでなく、意図的に露出を明るくしたり、暗くしたりすることで写真全体の雰囲気を変えるために使われることもあります。

具体的には、見た目よりも明るくすることで写真に清潔感や爽快感や与えたり、逆に露出を暗めに切り詰めることで、重厚感や落ち着きといった印象を付加したりなどなど。

GR IIIx, P mode, 1/100s, F2.8, ISO200, EV+0.7, Vivid: Key +4

上の写真、白い床に落ちた影を柔らかく表現し、全体的に爽やかな雰囲気で描写するためプラス補正で撮影しました(さらにイメージコントロールのキーを+4で仕上げています)。
このように意図的に明るく仕上げることを「ハイキー描写」と呼ぶこともあります。
詳しくはここの記事も参考にしてみてください。

GR IIIx, P mode, 1/2500s, F2.8, ISO200, EVー1.7, Positive Film

こちらは、GRイベント会場の準備中に写した一枚。
朝の光を浴びて無彩色の中に浮かぶコーンの赤色が印象的でした。強めのマイナス補正でローキー調に描写。


以上、露出補正についてのおはなしでした。
GRの露出制御は十分頼りになりますが、カメラ任せでの撮影とあわせて同じシーンをもう1、2枚、プラスやマイナス補正をかけて撮影してはいかがでしょう。
思いもよらぬ素敵な結果が得られかもしれませんよ。


(あらいた)


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