“GR”を探して(あらいた)

2021.02.02 BLOG

あらいたです。
最近、僕がハマっている事の1つに、街で遭遇したGRを写真に収める、というものがあります。
どう切り取るべきか構図を工夫したり、リフレクションを利用して奥行きを付加してみたり、GRを発見してから、思い描いた一枚を撮影するまでの試行錯誤はなかなか楽しいもの。


おっと、被写体はカメラのことではありません。
「G」と「R」の文字が並んでいるサインを見ると、ついつい自分のGRを構えてしまう...。
今回は、そんな話です。

GR III, 1/40s, F2.8, ISO200, Positive Film
光沢のある壁面に反対側の歩道の様子まで映り込んでくれました

言葉にするとややこしいですが、こんな写真です。
これは銀座のとあるビルの入口に掲げられたサイン。
GRの右側に文字は続くのですが、その部分はフレームから外れるように撮影しています。

GR III, 1/30s, F11, ISO1250, Positive Film
カメラ内RAW現像で、キーと周辺光量をプラス側に調整して明るい印象に仕上げています

こちらで紹介した液晶保護ガラスのブランド名、「GRAMAS」の綴りもGRから始まりますね。

GR III, 1/100s, F2.8, ISO200, Positive Film
こちらはキーをマイナス側に調整。白黒に見えますがイメージコントロールは[ポジフィルム調]です。

GRが付く言葉はいくつもありますが、街なかでみかけるのはGRANDなんとか、GREENなんとか、が多いようです。

GR III, 1/30s, F8.0, ISO200, Vivid
表参道の有名時計ブティックの前にて。この配置に気付いた時は、小躍りしながらカメラを向けていました。

これは 新年最初の投稿で掲載した写真の別カット。
冒頭2文字じゃない「G」「R」は、レアケースです。


以上、街で見つけた"GR"をご覧いただきました。


「一瞬のシャッターチャンスをモノにする」というのはスナップ撮影の王道ですが、「目の前の事象を自分なりの視点で切り取る」という行為もまたクリエイティブな作業だと思います。
GRの2文字に限らず、何か一つテーマを決めて注意深く被写体探しをすると、街撮りが一段と楽しくなりますよ。


(あらいた)

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