窓際夜景のコツ (かつ)

2018.07.13 BLOG

高層ビル屋内などでは、窓ガラス越しにしか夜景を撮影できないケースが多いです。
屋内が暗めの照明でも、窓ガラスへの写り込みを避けることがなかなか難しいですね。

できるだけ窓ガラスとレンズの隙間をなくすことで、ある程度は写り込みを抑えられますが、限界はあります。
レンズ部分を強くガラス面に押し当てると故障の原因にもなるので注意が必要ですし。

上着や書類などの小物を利用して、背後からの不要な光をハレキリの要領でカットする工夫をしたりもします。

左の写真が、場所を工夫して撮ったけど、下部に写り込みが生じてしまった一枚。
同じ場所で、持っていたパンフレットで写り込みをカットして撮ったのが右の写真です。(僕は、写り込みを確認の試し撮り段階では、ややオーバー気味で撮影します。)


飛行機の窓からも同じ要領で撮影することができます。
もっと効果があるのは……
レンズの出る穴をあけた紙などで窓全面に蓋をしてしまう方法。
以下は、旅先の宿でスーパーマーケットの紙袋にパーマセルを貼り付けて簡易的につくった蓋です。

一眼レフでの撮影もするため、大きな穴をあけてありますが、GRでの撮影でも使いました。
その撮影結果がこちら。





飛行機といえば、窓際に座るとついつい探してしまうものがあります。
自分の乗った飛行機の影です。

運がよければ、機影のまわりに虹がでます。
「ブロッケン現象」といって、高い山での自分の影や飛行機の影にできることで知られています。
みつけると、ちょっと嬉しいです。

みなさんも、撮影にまつわる色々な工夫を試してみてください。

(かつ)

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