「GR 座談会 online」ありがとうございました! (まちゅこ。)

2020.09.11 BLOG

こんにちは!管理人のまちゅこ。です。
遅ればせながら、8月21日(金)「 GR 座談会 online」のご報告です。


GR meet online」に続いて、2度目のオンラインイベントです。今回はGRのイベントでは初の座談会。出演いただいた写真家さんはそれぞれのご自宅からの配信となりました。

参加してくださった方は、約500名。
開場(配信開始)と同時に、チャットにはたくさんのコメントをいただき、イベント中になると読むのが間に合わないくらいでした!そして今回も、さまざまな地域の方が参加くださり、海外からの参加の方もいらっしゃいました。ありがとうございます!


まず初めに、4名の写真家さんから自己紹介をかねて、最近の作品紹介と、お気に入りのカメラ、いま欲しいカメラなど、GRに限らず自由にお話しいただきました。

 
トップバッターは、GRのイベント初登場となる高橋直哉さん。
2013年に発売したGR(APS-C初代)から愛用くださっているとのこと。当時のカタログがかっこよくて印象的だったそうです。嬉しい!

影やシルエットを活かしたスナップが特徴的です。富士フイルムさんのX100Vも愛用されています

 
続いては、フィルムのGRの頃から使ってくださっている、塩澤一洋さん。年間約4万枚撮影するうち約半分の2万枚がGRでの撮影なんだそうです!

手ぶらが大好きな塩澤さんは、財布とスマートフォンをポケットに、そしてGRをケースに入れてベルトに付ける、というのが定番とのこと。ご近所をほぼ毎日お散歩されていて、その際に撮られた写真を紹介くださいました。そしてこの日、WEBカメラとして使用していたのは、SIGMAさんのfp+GRレンズ

 
次は、渡部さとるさん。
GRを持つと、ちょっと変なものが気になって撮りたくなる、と。隠れていた感性が出てきて、むきだしになってしまう。へんなものを見つけるのがGRというカメラなんだ、と言われていました。

影が気になったときに撮ったり、フラッシュを使って撮るのも好きだという渡部さん。GRistコーナーの作品もフラッシュで撮影されています。作品紹介の最後に笑顔で、「GRへの要望がいっぱいあるからあとでいうね」と言われた際には、商品企画・開発の荒井、細川には緊張が走ったことでしょう...

 
最後に、赤城耕一さん。
GRの前身機にあたるR1というカメラの頃から愛用くださっているそうです。
LeicaにGRレンズ付けて撮るのも好きとのことで、モニター越しに実機を見せてくださいました。

割れた招き猫の不吉な感じをモノクロで。夜の鉄塔は質感に目がいきますね。ちなみに、雑誌「CAPA」では「赤城耕一のカメラはデザイン勝負」という新しい連載がスタートしたとのこと。みなさん、ぜひ。

 
作品紹介のあと、渡部さんから「じゃあ、GRへの要望を言ってもいい?」という一言から、いよいよ座談会がスタート。

最初のご意見は、GRで縦撮りしたいときに、シャッターボタンが押しにくいと思っている、と。なので、たとえば、OKボタンをシャッターボタンに割り当てできたら押しやすいのではないか、というものでした。

みんなでGRを縦に構えてみるの図。そしてここから、塩澤さんの縦撮り方講座(親指シャッター)に入っていくのでした

 
その後、写真家のみなさんそれぞれから、シャッターボタンの位置のこと、露出補正の+-のキーのこと、UI表示のサイズのこと、そして、ちょっとここには書けないようなこと(!?)も含めて、さまざまなお話しがありました。

"こうなったらいいな"がたくさんあると言われていた渡部さんからは、最後にもう一つということで「GRのリングのところがダイヤルになって、ここでも操作ができたらいいなと思っている」と。もちろん、簡単なことではないことは承知の上でのご意見でした。これに対しては、荒井から、右手(片手)だけで操作できることの大切さを説明するなど活発な議論もあり。開発メンバーはちょっと押され気味になりつつも、GRとしてのこだわりを改めて語る場面でもありました。


また、カメラのこれからについても、さまざまなお話しがありました。

「高画素なスマートフォンはこれからもどんどん出てくるし、写真の編集や加工ももっと簡単になっていくと思う。それゆえに、風景写真によくある"作られた絶景"みたいなものも多い。写真を扱うメディア側がどんな写真をどういう価値で扱うのかが試されるのではないか。」

「GRに限らずだけど、撮影した写真をそのままスマートフォンにアップしたいから、スマートフォンとの連携が簡単になるといい。やっぱり、単体のカメラの方が画像がきれいだし、それをアップしたい。」

「スマートフォンはデバイス。カメラは相棒。どちらも持ち歩くけど、その感覚は違う。そこが大事なことのように思う。」

などなど。やはり、スマートフォンとの関連性は、ますます重要になっていくのかなと思います。

GRへの要望からはじまり、カメラ全般のことについて熱く語ってくださいました

写真家さんからのご意見やご要望に、がんばって答える荒井と細川。途中、表情が固まっていたりもしましたが、、、率直なお話しを聞くことができました

 
今回、座談会のテーマとして、「GRとカメラのこれから」を掲げました。

スマートフォンの普及から、いわゆる単体のデジタルカメラの市場は厳しいものになったと言われていますが、ではその状況の中でデジタルカメラが今後どうなっていくのか、そもそも、カメラの価値ってなんだろうかといったようなことを、みなさんと一緒に考えたいと思いました。

イベントという限られた時間の中では語りきれなかったこと、答えられなかったこと、聞けなかったことなどもたくさんありますが、「座談会」でなにか明確な答えを出したり、"正しい"とか"間違い"とかを決めたい、というわけではなく、写真家さんたちのさまざまな意見や、このイベントに参加してくれている方々のコメント(チャットやQ&A)をお互いに見聞きすることで、自分にとってのカメラってなんだろう?どういう存在なんだろう?スマートフォンとの違いはなんだろう?と、考えてみるきっかけになってくれたらいいなと思っています。
※参加者のみなさんのコメント(Twitter):#GR座談会



最後に。
 
出演いただいた写真家さん全員が、後日、この座談会でのことを踏まえて、それぞれに改めて思ったこと、言い足りなかったことなどを、動画や記事等で発信してくださっていました。
この座談会がきっかけになってくれたこと、そしてあらためてご自身の言葉で語ってくださったこと、ものすごくうれしいです。ありがとうございます!

せっかくですので、以下にリンクをいたします。もしまだ見てない、という方がいましたら、ぜひとも。

赤城さん:赤城耕一の「アカギカメラ」第5回:GR座談会にお呼ばれしました
塩澤さん:第1回GR座談会online「GRとカメラのこれから」に登壇いたしました
渡部さん: 2B Channel

※高橋さんは、ご自身のInstagramで、ライブ配信で語られていたため、ここではご紹介ができないのが残念ですが、きっとまた…。 

 
出演いただいた写真家のみなさん、イベントにご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました!

座談会、次回の開催も楽しみにしていてください! 

 
 
※高橋さんがInstagramで告知投稿されていた写真です(せめて写真だけでも)。

おおー かっこいいー!

 
(まちゅこ。)
 

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