【GR ＩＩ発売開始です】

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GR徹底紹介

【GR ＩＩ発売開始です】

2015-07-17

こんにちは、きょーちゃんです。
今日、GR IIの発売日を迎えることが出来ました。

すでに店頭で手に取られた方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回は少し作例を多めに。
個人的にとても気に入ったEffect"明瞭"を中心に通常撮影との比較を交えながらご紹介したいと思います。

SL 明瞭9　周辺減光中　RAW撮影後　カメラ内現像にて明瞭Effect反映

SL通過のタイミングに居合わせ、慌てて撮影しましたが、うまく収まりました。
明瞭効果でSLの煙と雲のディテールが際立ち、周辺減光をさせることで空の青さを両立させることができました。

Effect"明瞭"はHDR調のような際立った特殊効果というより、通常撮影の延長線上で撮影した写真の表現を拡張してくれます。
白とび、黒つぶれを抑えながら、中間調のディテールがしっかり出てくる感じでしょうか、
僕が頻繁に撮影する対象では、水面や空、雲など、フラットになりがちな対象にいい塩梅にメリハリを付けてくれます。
実際の比較作例で具体的にどんな効果がでるか、お伝えできればと思います。

柳橋の船
左(1枚目)がEffect"明瞭"8で撮影　右(二枚目)の通常撮影との比較です。
波立つ水面のテクスチャーに注目してください。
明瞭では波間の青が強調され、透明感のある表現になり、船の存在感が増しました。

秋葉原ウッドデッキ
左(1枚目)が明瞭エフェクトをかけたもの、
雨に濡れるウッドデッキ面の明暗差が強調され、濡れた床に映りこむ照明がはっきりしました。

雨の日に立体感のある写真が撮れそうですね。

PIZZA
左(一枚目)が明瞭エフェクト。
生地のカリカリ感とチーズやオイルの質感が増して美味しそう。食事の写真でもいけそうですね。

もちろん、撮影後にレタッチソフトなどで同じ表現を行うことも出来ますが、撮影したその場で
安定した効果が被写体に関わらず得られるので、僕にとって頼もしいエフェクトになりそうです。
HDRほど誇張せず、通常作品の許容範囲内でほしかった表現が手に入るのは楽しいですね。
曇天や雨の日の撮影も楽しくなりました。

ここからはEffect"明瞭"で撮影した作例をいくつか。

【明瞭の作例】
大井川で箱庭のような風景の中、ローカル線を狙いました。
当日は雲間に時々青空が顔をだす天気模様。
Effect"明瞭"で雲のディテールを出し、山と川、民家と列車を入れ、奥行きのある風景を捉えることが出来ました
風景1ローカル線　大井川

風景2　きかんしゃ＠大井川
この列車の組合せだと箱庭のようですね。
クリックで拡大できます。新緑の山肌の木々もGRレンズとエフェクトが相まって微細な立体感が表現できました。
少し大きく出力したくなりますね。

アジサイ　明瞭

神社　明瞭
階段に落ちる木漏れ日がうまく強調されました。

新緑　明瞭　何気ない風景も撮りたくなってしまいます。

アジサイと喫茶店

東京駅　
夕日がうまく窓の反射に収まりました。窓に映る夕日と雲の陰影が強調されていますね。

夜のライトアップ
ISO2000ですが充分陰影とエフェクトの効果が維持できている感じ。

Effectなしの通常撮影など

新宿　GR Remote使用　通常画像設定　コントラスト７　彩度７　　
夕暮れの新宿、カメラを地上から20センチくらいの位置に下げ、GR Remoteで接続したスマートフォンから構図をチェック。スマートフォン側でレリーズしています。
NFC付きのスマートフォンならGR IIのグリップ部にワンタッチで接続、スマートフォン側のWEBアプリを立ち上げるだけ。
接続も早いので、普段の視点の以外を構図を気軽に試すようになりました。