雷ふたたび：インターバル合成で撮る ／ 再生アニメーションON/OFF

こんにちは、みにゅう です！
梅雨の合間に夏を感じるような暑い日もありますね。お元気ですか。

先日の夕方、海老名から東の方角に積乱雲がもくもくと湧き上がるのが見え、それはちょうど帰宅方向。電車に乗り自宅近くの駅に降りた時には雨が通り過ぎた後でしたが、まだ近くでゴロゴロと雷が響いていました。
丘の上から眺めると、すこし離れた雲の下に活発に光る稲光。これは雷撮影のチャンス！

RICOH GR, Mモード, 8秒, F3.5, ISO100, WBオート, Focus=∞, インターバル合成モード, レタッチ（トリミング, レベル補正）

去年にも雷を撮影したことを紹介しましたが、あの時は手持ちで１枚ごとにスローシャッターで撮影していました。なかなか雷が写ってくれなくて苦労しました。

今回はひと工夫して「インターバル合成モード」を使ってみました。
これは星の軌跡を撮るのに便利な機能ですが、合成撮影進行中に雷が光ればその光跡が記録されるので、雷をとらえやすくなるはず。
（インターバル合成モードの使い方はこちらの記事を参照ください → 「入門編」、「応用編」）

マニュアル撮影(M)モードで露出などを決めた後、カメラを固定して（三脚があればベストですが、なかったので車の屋根の上や塀の上に置きました）数分〜数十分の間インターバル合成撮影を実行。

RICOH GR, Mモード, 8秒, F4, ISO100, WBオート, Focus=∞, インターバル合成モード, レタッチ（トリミング, レベル補正）

雲の中で発光する稲光に照らされた雲の「もくもく感」もいい感じにとらえられています。最初の写真では雲の上に星の光跡が伸びているのも見えます。

撮影途中の様子はシャッターを半押しすることでモニターで確認できます。（撮影は途切れず続行されます）
雷が多く写ると次第に画面が明るくなってくるので望みの画像が得られたところで「OKボタン」を押して撮影を終了します。

RICOH GR, Mモード, 8秒, F5.6, ISO100, WBオート, 35mmクロップ, Focus=∞, インターバル合成モード, レタッチ（トリミング, レベル補正）

くっきりとした稲光をとらえた写真を何枚も撮ることができました。感動！
前回は百枚以上も撮影して１〜２枚程度しか写ってなかったことを考えると、ヒット率が桁違いに高まりました。これは「使えます」ね。

いつやってくるかわからない雷雲ですが、常に携帯できるGRだから狙うチャンスも増えます。

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ふー からも紹介がありましたが、GR の機能拡張ファームウェア（バージョン4.00）がリリースされました。

いくつか新機能がありますが、僕がさっそく使っているのは「再生アニメーション:ON/OFF」の機能。
これまでは再生時に次の画像に進む時、横方向にスライドするようなアニメーションが表示されていましたが、これを OFF にすることによってその場でパッパッと画像が変わるようになります。

オートブラケットで撮影した場合など、前後の画像で比較を行う作業がわかりやすくなって便利です。
ちょっとしたことですが、きめ細かい改良がファームアップで提供されるのはうれしいですね。お好みでお使いください。

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さて、今月のトラックバック企画のテーマは「いきもの」です。
虫、動物、鳥、魚、犬、猫、などなど対象範囲が広いので、どしどしトラックバックしてください。
僕からはとっておきのこの１枚を。

GXR P10 28-300mm, Pモード, 1/111秒, F5.1, ISO100, EV+0.4, WBオート, マクロモード, レタッチ（レベル補正）

ハエトリグモが自分より大きい獲物を捕まえました。つぶらな瞳がかわいいです（でしょ？）（クモ嫌いな方、すみません）
食事中は意外と逃げないので、マクロ撮影のチャンスです。

皆さんからの自信作をお待ちしています。
それではまた！